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2018 November

 

スコットランドの北に位置するシェットランド諸島。

Pao de loのシェットランドセーターは

そのシェットランド島に現存するセーターブランドの中でも

最も古いと言われる1890年代ロバート・ジャミーソンズにより

誕生した老舗ニットブランドJamieson’sの糸で作りました。

 

 

かのイギリス王エドワード8世(後のウィンザー公)も愛用したと有名なジャミーソンズ社のセーター

ウィンザーノット、ウィンザーカラー・・・

ファッションで度々ウィンザーという単語がありますが、これは彼から派生した言葉で、20世紀最大のファッションリーダーと語り継がれています。彼が装ったことで流行したファッションが多く、1920~30年代にスーツのデザインが大きく変わったとされることや、アメリカントラッドも彼がアメリカを訪れた際の着こなしから影響を受けたりと、ウィンザー公がファッションに多大な影響を及ぼしたとされています。

 

ジャミーソンズ社がウィンザー公にセーターをプレゼントし、当時普段着とされていたセーターをゴルフウエアとして着用したことで、世界中にジャミーソンズ社の名が知れ渡ったとされます。

ジャミーソンズ社のシェットランドウールは、シェットランド島で育った羊の中で最も良質な等級の100%純粋なシェットランドウールを使用しています。

年間通して雨が多く、冬の寒さが厳しい過酷な環境で育つので繊維が長く、太く強い毛が生まれます。

ウール特有のクリンプ(毛の縮れ)も緻密で多い事から、弾力性と耐久性が特徴ですが、シェットランドウールは英国羊毛の中でも柔らかく光沢があります。空気をよく含むことができるので、保温効果が高く軽く暖かいセーターができます。

なにより耐久性が良いのもシェットランドウールの特徴です。また羊の中でも身体が小さく、産毛量が少ない貴重な原料としても知られています。

 

ではなぜシェットランドウールは硬くガサガサなイメージなのか・・・

当時はシェットランドウールは柔らかすぎて機械で紡ぐには難しかったため、他の粗い種類のウールと混ぜ合わせられていました。その為、世の中には「シェットランドウール=硬くガサガサ」というイメージが強くなったと言われています。満足の出来なかったジャミーソンズ家が「本物を提供したい」と思い、1980年ついに100%のシェットランドウールの紡績に成功させました。

ジャミーソンズ社の一番の特徴は柔らかく深い色合い

高地に生息するシェットランド島の羊は、低地に生息する羊と餌となる牧草自体が違うことから、通常より毛の白度が高く、より美しい色に染まります。

そしてジャミーソンズ社は多色のフェアアイル柄を中心に製造しており、長年1つの素材で多色の柄組みをしてきた歴史から糸の色目が豊富で、また、色の多彩さを出すために、色目は単色ではなく何色も混ぜられた色を多く作り出しており、ジャミーソンズ社独自の色目になります。

 

このナチュラルで美しい発色が一般的なシェットランドウールとの格の違い。

鮮やかでいてあたたかい多彩な色合いが本物のシェットランドウール・ジャミーソンズ社の証です。

日に日に柔らかくなるシェットランドウール、長く大切に着て頂けるアイテムにむいています。

フィッシャーマンズセーターともよばれるケーブル柄のセーターはスコットランドに住む漁師たちの起源とされていることもあり、Pao de loではオーソドックスなケーブル柄のセーターをお作りしました。

360度贅沢に入ったケーブル柄は、よりシェットランドウールの特徴が活かされます。また、ニットの生産で水はとても重要です。セーターは編み上がると一度水で洗います。その為、水質の良い水を使うことでより柔らかく、膨らみがでます。水質の良い日本で作る事で、シェットランドウールのイメージの硬くごわついたものではなく、柔らかく暖かいセーターに仕上がりました。

ジャミーソンズ社の製品には赤い文字のラベルですが、今回Pao de loオリジナルのデザインでジャミーソンズ社の糸で作られたという証、特別ラベル。

やわらかく鮮やかな色味になじむ青い文字は、125年以上続く王室にも愛される「本物」の証です。

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