
2018 October
モンゴル国・首都ウランバートルから車で四時間・・・
Pao de loこだわりのピュアカシミヤは標高1000m~1500m、
寒暖差40℃から-40℃にもなるそんな厳しい環境で生まれました。
極寒の厳しい環境から体を守るために密生させる、この産毛こそが原毛となります。

そして草原と高原、砂漠の広大な自然の中で代々カシミヤ山羊を育てる遊牧民から原毛を買い付け、
モンゴル国内の熟練の職人達によって丁寧に紡ぎ編み上げるトレーサビリティを確保し(産地を明確にすること)、モンゴル国内で一貫生産することでより優しく上質なピュアカシミヤができるのです。

Pao de loのピュアカシミヤ、一番の特徴はその繊維の長さ・・・
大自然で育った品種改良されていないカシミヤ山羊一頭からわずか120gしかとれない産毛。
その繊維長はカシミヤの等級分けで特級とされる37~40mmといわれています。
さらにそのうぶ毛を染色せず、素材本来が持つナチュラルで素朴な色をそのまま使用し、染色をしないことで繊維を傷つけない。そして大自然の中でストレスなく育ったからこそ生まれる極上の風合いと光沢は人工では決して作れない自然の恩恵です。
大切にケアしながら着ていただいく事で、繊維1本1本が膨らみより風合いが増します。
日に日になじむ、私だけのピュアカシミア
希少なピュアカシミヤを大切にしたくてホールガーメントで編み上げました。
縫い代がないので原毛も無駄にせず、ホールガーメントでしか出せないシルエットはシンプルながらも飽きがこず、何シーズンでも着て頂けます。
袖を通すと肌が喜び、清潔なぬくもりに心が癒される・・・
Pao de loが作りたかったのは現代に生きる女性に向けた優しさがあふれる着る人の内面まで考えた上質でていねいな一着です。